【2024年3月から】国際郵便物の手書きラベル廃止による影響

海外に住む家族や友人に、国際郵便物を送る機会がある方も多いでしょう。

2024年3月から、国際郵便物には手書きのラベルが使えなくなります。

どのような内容なのか概要を紹介しますので、参考としてご覧ください。

国際郵便物の手書きラベル廃止

これまで国際郵便物のラベルを手書きしていた方も多いのではないでしょうか。

しかし2024年3月から、通関電子データの送信を目的に、手書きラベルが使えなくなります。

世界的に通関電子データを要求する動きが強まっているため、物品等を内容品とする国際郵便物は、全ての国・地域宛てについて手書きラベルによる発送をお断りさせていただきます。（引用：通関電子データ送信義務化について | 日本郵便株式会社）

現行では、通関電子データの送信が必須とされているのは、米国およびヨーロッパの国や地域に送る、次のような郵便物です。

• 国際小包
• 小形包装物
• 国際eパケットライト

上記の郵便物については、2024年3月からはすべての国や地域が通関電子データの対象になります。

通関電子データは、差出人が作成するルールです。

税関への申告については、郵便局では責任を負いません。

送付について、どうしたらよいかわからないときは郵便局の窓口で相談してみてください。

送付時には、国際郵便マイページサービスもチェックしましょう。

→国際郵便マイページサービス | 日本郵便株式会社

対象となる郵便物の種類

これまで対象外だった次の郵便物についても、2024年の変更によって通関電子データの送信が必要になります。

• 印刷物　※物品などを送る場合
• 特殊郵袋印刷物
• 書状（定型・定形外）※物品などを送る場合

「物品」とは、税関検査の対象になる可能性があるものです。

通常は、金銭的な価値があるものを意味します。

ただし最終的には宛先となる国や地域が判断する仕組みです。

手紙の送付では手書きラベルが使用可能

物品の送付では手書きラベルが使えなくなります。

しかし手紙のように書類だけを送る場合は、手書きラベルや宛名書きでの発送が可能です。

「物品ではなく手紙だけを送りたい」というときは手書きでも問題ありませんので、安心してくださいね。

海外に住む家族や友人には、ぜひ季節感ある手紙を送ってみてはいかがでしょうか。

• 伝えたいことがまとまらない
• 手書きの手紙を書いてみたが読みづらい

そんなときは手書き屋がご相談をお伺いしております。

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